ついさっき、世界遺産への登録の夢がかなった町、
夢破れ次回の登録を目指す町、そんな内容のテレビ番組を放送していた。

番組全部を見たわけではないが。。。

世界遺産に登録されたことにより、観光客が増加し
町が潤う一方、ゴミの問題やら、排気ガスの問題やら
多くの人が立ち入るようになった事により
新たな道ができてしまう山中やら、etc...

世界遺産、自然遺産に登録されたことにより
破壊されてしまう現実。

遺産登録され、寂れていた町を活性化させようと勢いづく
気持ちはわかるのだが、それが破壊に繋がる事に
気づかない事が一番怖いのではないだろうか。

世界遺産がある町に、多くの人が訪れてくれることは
嬉しいことである反面、
地元住民やら、遺産登録されたソノ場所への負担増に気づく目を失ってしまう怖さ。

一時の繁栄は、それ以前以上の悲しさをもたらすのではないだろうか。

世界遺産に登録されたから、道を整備し、規制を緩和するのでははなく、
地元の人々の生活を脅かす事なく、
誰もが容易に訪れるようにするのではなく、
世界遺産だかこそ大切に思い、世界遺産に登録されたその姿を
壊す事無く、愛でる事を楽しむべきではないだろうか。

世界遺産だから誰でもが見られる環境ではなく、
世界遺産だからこそ、大切に思い、大変な思いをしても見たい、
心の底からその場所を見てみたい。
そんな気持ちの上に成り立つ世界遺産でよいのではないだろうか。

登録されてしまった故の弊害は、はかりしれなく
大きいのではないだろうか。。。
私には何もできないが、
目先の利益とかではなく、過去も未来もしっかり見て
世界遺産登録を受け入れてほしいな、と思う。

@6633

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