元同居人の休日。

2001年4月18日
私の元同居人は平日が休みである。まだ、私の部屋に荷物を置いたままの彼。

彼の休みの日、私が部屋に戻ったらあるはずの彼の荷物がなくなってたりして・・・と、その彼の休日は部屋のドアを開ける時、今でも少しドキドキする。

いくら何でも私がいない間に、何の連絡もなく、今更部屋に入ることはないだろうけど・・・

彼は何故かまだ、この部屋のカギを持っているのだ、多分。さすがに捨ててはいないと思う。

いくら何でも勝手に捨てる事はないと思う。そう、思いたい。

私も私で、「返して」とは言えない。もう駄目とわかってはいても、決定的な言葉を言うことができない。

そして、彼も決定的な言葉は言わない。

もう、捨ててしまうべきかとも思うけど、やっぱり勝手に捨ててしまうのは可愛そうかと実行に移せないでいるのだ。

彼は「物に執着がない」と言っていた。だから、置きっぱなしの荷物ももう、どうでもいいのかなぁと思う。でも、友達からのプレゼントとか、少しは大事に思っているものもあるはずなんだけどなぁ。

よく、わからない。

二人の空白の時間が、ますます、二人の距離を遠ざけていく。

前はあんなにマメにメールくれたのに、まるっきり連絡がない。まぁ、当然と言えば当然のことなんだけどね。

別にひどい喧嘩をしたわけではないんだけど、逆にそれがいけない。

どうせなら、憎むくらいの喧嘩をした方がましだったかも。

私たちは喧嘩らしい喧嘩をしなかった。私は別に不満とかなかったから、喧嘩をする理由がなかったけど、彼は私が気付かない所で私に気を使い、我慢している事があったらしい。

だったら、その不満を私にぶつけてくれれば良かったのにな。

「ずっと一緒にいようね」

そう、思っていてくれたんだから、何か言いたいことがあれば、言うべきだと思うんだけどなぁ。

だから、私は彼が急遽、女友達と飲みに行くって言ったとき反対はしないが、でもいい気持ちはしないと正直にいったのに。

その一言が発端で彼は女友達だけではなく、男友達の誘いも断っていたらしい。

彼は急な誘いで帰りが遅くなる事さえも私が嫌がっていると思ったらしいのだ。

そんなつもりじゃなかったのに。

誤解だと告げたけど、もう、時すでに遅し。

彼の気持ちはすっかり私から離れていたらしい。

男と女って難しい。

私が辛い思いをするのも嫌だし、私のせいで相手が嫌な思いをするのも辛い、だから私はもう、誰とも恋愛はしないかもしれないという気持ちになってしまう。”しない”のではなく、私には恋愛は”出来ない”のかもしれない。

こわいのだ。また、あんな辛く苦しい思いをするのではないかと思うと・・・

毎日、死ぬことばかり考えていた生活。

でも、いつかまた素敵な出会いがあるのかなぁ。

元同居人との前に付き合っていた人との別れた後も結構つらかったんだよね、そう言えば。


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